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  モナコイン(MONAcoin)とは?特徴や買い方、今後の将来性について | 仮想通貨

モナコイン(MONAcoin)とは?特徴や買い方、今後の将来性について | 仮想通貨

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モナコインは、2013年末に公開された日本産の仮想通貨です。最近は国産通貨であるモナコインに興味を持って仮想通貨をはじめる人も増えてきてます。
昨年10月に国内大手取引所であるbitFlyerへ上場したことにより、認知度もだんだん上がってきたモナコインの価格や特徴、将来性などはどうなのでしょうか。

モナコインの概要

モナコインは中央管理者が管理・運営する中央集権型ではなく、各ユーザーのPCで実行されるクライアントプログラムによって維持される完全分散型の決済システムです

モナコインは、日本の2ちゃんねるのソフトウェア板から誕生しました。ライトコインという別の仮想通貨をベースにワタナベ氏(Mr.Watanabe氏)によって開発された仮想通貨です。
プログラムも元はライトコインと同じでしたが、現在ではバージョンアップを繰り返して独自に変化しています。

2ちゃんねる発の仮想通貨なので、2ちゃんねるのコミュニティを中心に多くのサービスが作成されています。流通ロゴも2チャンネル内でポピュラーなアスキーアート「モナー」をモチーフにデザインされました。

アスキーアート「モナー」

通貨単位はモナ/モナー(MONA)です。

モナコインの仕様

  • ハッシュアルゴリズム
    以前はライトコイン等と同じScryptが採用されていましたが、仕様変更により現在はLyra2REv2が採用されています。
    Lyra2REv2はScryptアルゴリズムと同じく、反※ASICを掲げて作られた採掘アルゴリズムです。
  • ブロック制作間隔
    平均ブロック作成間隔はおよそ90秒です。ビットコインの平均ブロック作成間隔は、およそ10分なのでとても高い頻度でブロックが作られていることが分かります。
  • 発行総数
    モナコインはブロック生成速度が速いため、発行総数も1億512万枚と多くなっています。
  • 取引承認方法
    ビットコインと同じく、Proof of Works(プルーフ・オブ・ワーク)を採用しています。なお、マイニング方法はビットコインとは異なり、反ASICの採掘アルゴリズムをとっています。また現在では1人で行うソロマイニングではなく、複数のマイナーで行うプールマイニングがモナコインの主流です。
    ただ、マイナーの数が増えていることで、プールマイニングでも黒字にすることは困難といわれています。マイニングに参加する場合は、慎重に情報を集める必要があるでしょう。

モナコインの特徴

モナコインの特徴の一つとしてあげられるのは、送金が早いということです。

モナコインは、Segwitという技術を世界で初めて採用しました。Segwitとは、簡単にいうと同時に多数の送金処理ができるシステムです。

トランザクション(取引履歴)を圧縮してデータ量を小さくすることにより送金スピードが上がりました。

本来はビットコインの技術更新のために考案されたものでしたが、ビットコインが導入をめぐってコミュニティの中で意見が分かれオタもたしていた中で、いち早くモナコインが導入しました。

送金が早いというのはもちろんのこと、コミュニティが小規模である分、迅速な技術改良を行えるというというところも強みですね。

モナコインのもう一つの特徴は、技術力が高いということです。

最近、モナコインはビットコインとのアトミックスワップにも成功しました。

アトミックスワップとは、取引所などの第三者が仲介する必要がなく異なる通貨同士で取引が出来る仕組みの事です。

技術的にかなり難しいもので、仮想通貨の中でもモナコインの技術力は非常に高いと言えます。
成功したと言ってもまだテスト段階ですが、アトミックスワップやライトニングネットワークといった技術が実装されれば、価値はどんどん上がっていきそうです。

モナコインの技術面以外の特徴は、すでに通貨として実用されているということです。

今あるほとんどの仮想通貨は、まだ投機目的でしか売買されていません。しかしモナコインは、すでに実社会の色々なサービスで”通貨”として使うことができます。

ショッピングサイトだけではなくPCショップや飲食店などでも使えるところが増えてきていて、利便性が上がってきています。

モナコインの使い道

日本初の仮想通貨として、2ちゃんねるのコミュニティを中心に多くのサービスで利用することができます。

Twitter上での投げ銭サービス「tipmona(チップモナ)」

Twitterアカウントさえあれば使えるサービスで、「@tipmona tip (ユーザー名) (数量)」とツイートするだけで誰でも気軽にモナコインを送ることができます。
何かを教えてもらったときや、絵を描いてもらったときなど、様々なシーンで気軽にチップを送ることができます。
1.14514(いいよこいよ)や、0.39(サンキュー)など、語呂合わせで投げるのが一般的です。

多機能のウォレットサイト「Monappy」

SNS感覚でイラストや写真を投稿したり、記事を執筆したり、作品などを出品できるサービスです。オリジナルグッツの発売(とゆうかただのオークション?)もできます。
気に入った投稿作品に対して「いいね」のかわりにモナコインの投げ銭をすることができます。
今では専用サイトに投稿されたイラストや文章だけでなくニコニコ動画やPixivといったサービスでも投げ銭が見られ、2ちゃんねる発らしい広がり方を見せています。

仮想通貨専用通販サイト「Bitcoinmall」

仮想通貨専用のオンラインショップなので「ビットコイン」と「モナコイン(モナーコイン)」だけ使えます。円を使って買うことができません。
家電や雑貨、スポーツ用品、業務用品など約9万点以上の商品が並び、この先もどんどん商品数は増えていきそうです。
仮想通貨で買い物をするメリットは、根が上がった時は利幅の分安く買い物ができる事と、個人情報の流出というリスクがない事です。
クレジットカード情報流出の可能性は、どんなにしっかりしたサイトを利用していてもゼロとは言い切れない事もあるので。

上記の他にも、ユーザー同士で送り合うだけではなく投稿したり質問に答えたりするとモナコインがもらえる掲示板「Ask Mona」や色々な実店舗でも使えます。

モナコインの価格

モナコインは、日本で最も有名な取引所の一つであるビットフライヤー(bitFlyer)がモナコインの取り扱いを始た事と、ビットコインの値上がりに引っ張られる形で一時期は2000円を上回るところまで上昇しました。
それまではZaifとbitbankでしか取引できませんでしたが、国内で最もポピュラーな取引所に上場という事はかなり大きなインパクトでした。

モナコインの値上がり

ですが暴騰を見せた昨年12月から現在2018年2月2日までのMONAチャートを見ると、見事に暴騰前の300円台に戻ってきています。

モナコインの現在

この短期間での変動が激しいところが、仮想通貨の面白いところでもあり難しいところでもありますね。
今はビットコインを始め仮想通貨全体の値が暴落しているので、MONAコインの評価としては参考になりません。ビットコインが落ちれば、その他の仮想通貨も引っ張られてしまいます。
現在の相場は各通貨がどうのではなく市場全体(つまりビットコイン)の動きに左右されているので、ビットコインが復活すればモナコインも復活するし、ビットコインがさらに落ちればモナコインもさらに落ちるでしょう。

ここまで落ちれば、2000円台で高値掴み勢の多くはすでに狼狽売りしてしまったと思うので流行りに便乗したトレーダーなどは減ってきたでしょうね。

いまは仮想通貨全体が下がっている状態なので(中国や韓国の規制ニュースに乗っけた仕掛け売りのようにも見えますが)、市場全体の回復を待つばかりです。

モナコインの買い方

モナコインが買える取引所
  • bitFlyer(ビットフライヤー)
  • Zaif(ザイフ)
  • ビットバンク(bitbank.cc)

bitFlyerのような販売所で買うと手数料が高いので、ユーザー同士での取引(売買板取引)のできるZaif(ザイフ)かbitbank(ビットバンク)で買うといいでしょう。

長期的にモナコインに保有するのであれば、ドルコスト平均法でリスクを抑えて毎月コツコツ積み立てることができるZaifがいいですかね。
ただZaifはサーバーが弱く、取引が遅れる事もあるため短期トレードも考えている人は念のためビットバンクも開設しておくとようでしょう。

モナコインの将来性

現在モナコインはZaifとbitbankでの日本円売買が半数以上を占めており、海外からの取引少ない状態です。
日本で生まれた通貨で、日本での認知度がやっと高まってきた段階なので、まだまだ海外での認知度は低いようです。

ただ、モナコインは日本円での取引が多い(BTC建て取引が少ない)ため、他の仮想通貨に比べてビットコインの値動きに左右され部分は少ないのでリスク分散として優れていると言えます。
ビットコイン建てでしか取引できないアルトコインは、ビットコインの値動きにかなり左右されます。

それにモナコインは熱量の高いファンが多くコミュニティ主体で発展を続けていて、モナコインの掲示板AskMonaでは、モナコインをBINANCE(バイナンス)に上場させようという動きが起こっています。
BINANCE(バイナンス)は最近かなり勢いをつけている海外取引所で、もうすぐ日本への進出も予定されています(早く日本語版のサービスが始まって欲しいですね)。
さらにbitFlyerが米国へ進出するので、海外での認知度がもっともっと上ががっていくでしょう。

元々技術力はビットコインをしのぐとも言われているので長期的に見れば将来性は十分あるのではないでしょうか。

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